研究成果が反映されているポイント(1)信頼度の高い独自の発音評定エンジン |
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●学習者からよくある質問パソコンを使って発音の学習はできますか? また効果はありますか? |
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●研究結果からの回答できます。現在の技術では、学習者の音声に含まれる情報から具体的に発音の矯正方法を指示することは困難なので、声紋(スペクトログラム)をフィードバックする方法で実験したところ、学習効果がありました。しかし、これだけでは不十分なので、学習者によりわかりやすい評価をフィードバックするために独自の発音評定エンジンを開発しました。 |
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●ATR CALLでは・・・ATR CALLの発音評定のスコアは、ネイティブ話者が実際に聞いて評価したスコアとの相関が非常に高いので、信頼度が高いと言えます。 |
人間による評定結果(横軸)と ![]() |
研究成果が反映されているポイント(2)リスニング学習と発音学習のバランス |
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●学習者からよくある質問リスニング学習と発音学習ではどちらが大切ですか? |
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●研究結果からの回答相乗効果はありますが、リスニング学習ではリスニング能力が、発音学習では発音能力が主に向上するので、バランスよく組み合わせて学習することが大切です。 |
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●ATR CALLでは・・・リスニング課題と発音課題をバランスよく組み合わせたブロック構成になっているため、両方の能力を総合的に高めることができます。 |
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研究成果が反映されているポイント(3)豊富な話者のバリエーション |
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●学習者からよくある質問ネイティブの先生の発音を直接聞いて訓練するほうが効果的なのではないですか? |
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●研究結果からの回答1人の話者の音声だけで訓練すると、その人の発音の癖も一緒に学習してしまう場合があります。多くの話者の音声で訓練したほうが、本来重要である音の特徴を正しく学習できるのです。大切なのは直接聞くかどうかよりむしろ多様な人の声を聞くことだと言えるでしょう。 |
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●ATR CALLでは・・・のべ35人以上の老若男女さまざまなネイティブ話者が標準アメリカ英語でお手本を発音してくれます。つまり、多くの先生がいつでも好きなときに教えてくれると言っても過言ではありません。 |
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研究成果が反映されているポイント(4)前後の文脈からの推測に頼らないリスニング学習 |
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●学習者からよくある質問前後の文脈から判断できるので、正しく音韻を聞きとれなくても問題ないと思うのですが・・・? |
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●研究結果からの回答意味的な文脈を活用するのは大切ですが、文脈に頼りすぎると音の学習がすすまず、いつまでも効率の悪い聞き方をしなければなりません。 |
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●ATR CALLでは・・・ボトムアップメソッドで個々の音からしっかり学習しますので、確実なリスニング能力が身につきます。この方法で獲得したリスニング能力は文章中の単語の聞きとりにも効果があります。 |
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研究成果が反映されているポイント(5)単語の混同を減らす語彙学習 |
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●学習者からよくある質問単語を覚えるには、意味と綴りをしっかり記憶しさえすればいいのではないでしょうか? |
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●研究結果からの回答音の区別がつかないせいで意味を混同している単語が多くあります。まず音の区別を学習することにより、このような混同を軽減できると考えられます。 |
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●ATR CALLでは・・・①ボトムアップメソッドで音の区別を先に学習。 |
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