ATR CALL BRIXとは

ATR CALLは、ATR(国際電気通信基礎技術研究所)での20年間に及ぶ音声言語学習機構に関する研究の成果から誕生した、コンピュータを利用した英語学習システム。人の音声情報処理の精緻なしくみを明らかにするため、ATRでは日本人が英語を学習するときの聞きとりや発音の学習メカニズムを、最新の音声技術を用いて多角的に研究してきました。その成果に基づいた、英語の「音」にフォーカスする学習メソッドで、英語を初めて学ぶ小学生から実用的な英語力の獲得を目指す大人まで、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能をバランスよく鍛えます。

■音声を中心とした学習方法 音声を中心とした学習方法
■脳の音声情報処理のしくみに基づいた学習方法 脳の音声情報処理のしくみに基づいた学習方法
■20年の研究成果に基づいて設計された学習システム 20年の研究成果に基づいて設計された学習システム



■ATR CALL BRIXとは

ATR CALL BRIX は ATR CALL のコンセプトを最大限にとりいれた eラーニングシステムです。様々な学習課題と、小学校~大学の英語学習に対応したコースから各種 テスト対策のためのコースまで幅広い教育レベルの膨大なコンテンツを備えており、系統的な英語学習の場をご提供しています。また、学習管理システム(LMS)には、英語力分析機能、多角的な学習解析機能、問題の組み換えによる新規コースの作成機能等が備わっており、自習、学校教育、企業内英語研修、試験対策など英語学習のあらゆる場面でご活用いただけます。

BRIXとは

レンガ(複数形:bricks)をイメージした造語です。ATR CALL BRIX はレンガを1つ1つ積み重ねるように小さなステップの学習を積み重ねながら英語の力を高めることのできるシステムです。

■音声を中心とした学習方法 

私たちの思考(知的活動)は音声に支えられています。
「考える」とき、「読む」とき、「書く」ときでも‥‥
頭の中では音声が再生されています。
ATR CALLは、音声を使って4つの技能全体を向上させます。


4つの技能をバランスよく学習できます。
  ATR CALLで「聞く」「話す」だけではなく、「読む」「書く」も「音声を使って」トレーニングすると繰り返し学習の過程で文字は正しい音と結びつき、「聞く」「話す」ときにも正しい音がわかります。

頭の中で正しくない音が再生されていると、くりかえすことで、間違った学習をしてしまい、正しく「聞く」「話す」ことができなくなってしまいます。


■脳の音声情報処理のしくみに基づいた学習方法 

私たちの脳内では、音声は、母音・子音、韻律から、語彙、文法、意味内容へと、低次から高次に処理がすすみます。
低次の処理ができないと、高次処理に負荷がかかるばかりか、学習においてさまざまな弊害が起こります。
低次の学習をしっかりすることで、忘れにくく効果の高い学習が可能になります。

 

RとLの音の区別が聞き分けられないと…


単語の意味の混同が起こり、コミュニケーションに
大きな負担がかかります。 リズム・アクセント画面イメージ 音韻画面イメージ

■20年の研究成果に基づいて設計された学習システム 

学習システムイメージ

ATRにおける長年の研究により
学習効果が実証されています。


最先端のATR独自技術を採用

教員やネイティブがチェックしなくても、システムが生徒の発音を自動採点します。
この発音学習を支えるのは、ATR独自の発音評定技術です。音素単位で発音の正しさを即座に評定します。
さらに、音声認識や音声分析技術を取り入れて、多彩な発音学習課題を提供しています。 

発音評定課題

発音2択式学習課題

アクセント判定課題

発音評定課題
発音評定課題
発音評定課題

発音を100点満点で自動採点
[発音評定]

発音した英単語の自動評定により、語彙学習と発音を同時に学習
[音声認識+発音評定]

発音した英単語のアクセント位置が正しいか自動判定
[音声認識+発音評定+音声分析]

 

 
発音評定課題  

音声分析もできます。

 








音声情報処理の流れに沿って、母音や子音の聞きとり・発音から順にトレーニングすることにより、効率よく忘れにくい学習を実現します。
第一言語(日本人にとっては日本語)も、同様のプロセスで学習しています。
その結果、ネイティブは自分の言葉を負荷なく自在に扱うことができるようになっています。 文法画面イメージ 語彙・綴り画面イメージ リズム・アクセント画面イメージ 音韻画面イメージ